名言が語る普遍のテーマ「恋愛とは何か?」
ごく短い文章の中に、偉人と呼ばれる人々の「恋愛の真理」が込められた名言集です。まずはそれらの言葉に触れ、共感なり反論なり今現在の自分の見解を探ってみて下さい。
≪恋愛の始まり≫
・恋は熱病のようなものである。それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。スタンダール
・恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。愛の技術が介入するのはその後のことである。モーロア
概して、突発的に起きる予測不能な現象だといえます。
≪恋愛は芸術≫
・恋に肩をたたかれた時には、常日頃は詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になるのだ。プラトン
・恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。コレット
・宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛であるユゴー
概して、ロマンチックで神秘的なものだといえます。
≪恋愛は試練≫
・恋とは甘い花のようなものである。それをつむには恐ろしい断崖の端まで行く勇気が無ければならない。スタンダール
・みずから苦しむか、もしくは他人を苦しませるか。そのいずれかなしに恋愛というものは存在しない。レニエ
概して、必要なのは覚悟と根性だといえます。
≪恋愛はまやかし≫
・恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃだめだよ。谷崎潤一郎
・愛とは、この女が他の女とは違うという幻想である。H・L・メンケン
概して、本当と嘘の境界線でするものだといえます。
≪恋愛は本能≫
・恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである。太宰治
・恋愛はただ性欲の詩的表現をうけたものである。芥川龍之介
概して、節操のないものだといえます。
結局、「恋愛とは何か?」恋愛成就の暁に尋ねれば、歓喜に満ちた前向きな返答となり、失恋で涙にくれる最中に尋ねれば、苦悩に満ちた悲観的な返答となるでしょう。年齢や経験はもちろん、取り巻く環境や社会の情勢によって変わることもあるでしょう。
それほど不確かなテーマだからこそ、長きにわたり幾度となく論じられ、多くの名言を生み出してきたのです。ですから、唯一無二の答えを出す必要はありません。人生の中で変化し続ける「恋愛観」であってこそ、「真理」だと言えるのです。